おすすめ絵本

このページでは、小学生向けの国語の参考書や問題集の執筆も手掛ける店主が、
ぜひお子さんに読み聞かせてあげて欲しいなと思う、おすすめの絵本を少しずつ紹介しています。

※紹介した絵本は、タイトルをクリックすると「アマゾン」のサイトから直接注文することができます。

   

わすれられないおくりもの児童図書館・絵本の部屋 

賢くて、いつもみんなに頼りにされていたアナグマが死んでしまいます。残された森の動物たちは、友を失った悲しみで、どうしていいかわからなかったのですが、アナグマについて語り合うことで、アナグマが残してくれたすばらしいおくりものについて気付いていく、というお話です。

「親しい人の死」という、いきなり重いテーマから入ってしましましたが、小学国語(低学年)の教科書に取り上げられた題材の中で、私(店主)にとって特に印象に深い物語です。
「死」について、幼い子どもにはまだよく分からないと思います。しかし、「死」というものの恐さや恐ろしさには、子どもは心の深い部分では敏感に反応します。例えばお葬式でわざとはしゃいでみたりするのも、子どものデリケートな心の一面が現れているのかもしれません。
3〜5才くらいのお子さんに、「死」は決して悲しい事ばかりじゃない、という思いを伝えるには最適な絵本だと思います。
ぬくもりのある 絵をながめながら、お子さんと一緒に読んで欲しいなと思います。

ずーっと ずっと だいすきだよ児童図書館・絵本の部屋 

ぼくと一緒に大きくなったエルフィーは、どんどん年をとっていき、ある朝、目を覚ますとエルフィーが死んでいました。ばくはとても悲しい気持ちになったけど、ぼくがエルフィーにしてきたことが、その悲しみをやわらげてくれた、というお話です。

「親しい人(動物)の死」という部分では、上の「わすれられないおくりもの」と共通する部分がありますが、この絵本では、「愛情を伝えることの大切さ」が大きなテーマになっています。
「ママが大好き」「パパが大好き」「おじいちゃんが大好き」「おばあちゃんが大好き」と、子どもはよく「好き」という言葉を使います。でも大人になると、「好き」という思いを素直に伝えることがなかなかできなくなってきますよね。
「愛情(好きという気持ち)」を伝えることがどれだけ大切なことか、この絵本を読むとよーくわかります。
小学一年生の教科書に載った絵本ですが、お子さんに読み聞かせるというよりも、パパさん、ママさんにぜひ読んでほしい絵本です。「好き」という気持ち、お子さんにちゃんと伝えていますか?

手ぶくろを買いに日本の童話名作選 

雪の中で遊ぶ子ぎつねのつめたそうな手を見て、母ぎつねは毛糸の手袋を買ってやろうと思います。母ぎつねは子ぎつねの片手を人の手にかえて、銅貨をにぎらせ、町へ送り出しました。はたして子ぎつねは、無事に、手袋を買うことができるでしょうか、というお話です。

これももちろん教科書に載ったお話です。作者は「新見南吉」で、ご存じの方も多いと思います。「新見南吉」の作品の中では、この「手ぶくろを買いに」よりも「ごんぎつね」の方が有名かもしれません。彼の作品はどれも、美しい言葉によって独特の世界が描かれています。彼の言葉の使い方、選び方はホント絶品です。
この物語は、まだ3〜5才のお子さんには難しい言葉も含まれていますけど、私が思うに、そんなことは気にせずにお子さんに読んであげてほしいと思います。美しい言葉にふれるということも大事だと思いますし、何より、この作品から伝わる「やさしさ」はきっと伝わるはずです。親子でじっくりと読むというよりは、寝る前に目をとじたお子さんに読み聞かせてあげるのにぴったりだと思います。
個人的にはこちらの方が「ごんぎつね」よりも好きなのですが、もちろん「ごんぎつね」だってすばらしい作品だと思います。ラストシーンのせつなさといったらありません。
「 手ぶくろを買いに」で、南吉さんの世界が好きになったら、ぜひ「ごんぎつね」も読んであげてください。

ごんぎつねはこちら→ごんぎつね日本の童話名作選

わたしと小鳥とすずと―金子... 

若くして亡くなった童謡詩人、金子みすゞさんの詩集で、「わたしと小鳥とすずと」「大漁」など、やさしさにあふれた詩が納められています。

今回御紹介するのは、絵本ではなく詩集です。このページに「おすすめ絵本」とタイトルをつけておきながら、絵本ではなく詩集を紹介してしまいました。すみません。
作者の「金子みすずゞ」さんは、時折ブームになったりするので有名だと思います。彼女の作品は、まわりのものに対するやさしさがこめられたすばらしい詩ばかりですが、その中でも特におすすめしたいものが「わたしと小鳥とすずと」です。
詩の最後にある「すずと、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい。」というフレーズは、くり返して心の中でとなえたくなる、なんともいえないリズムをもっています。
幼稚園や保育園の荒波にもまれて帰ってきたお子さんが、もし何かに自信をなくしていたり、落ち込んでいたりしたときは、ぜひ、この詩を耳元で聞かせてあげてほしいなと思います。
「みんな違っててもいいんだよ」「君は君であることがすばらしいんだよ」というメッセージは、きっと彼ら(彼女ら)に届くはずです。
お子さんの創造力をのばすのにちょうどいい、少なめの挿し絵も個人的には好きです。

HOMEへ戻る

サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jpアソシエイト
 
 

左にキーワードを入力すると、アマゾンの商品カタログを検索することができます。
絵本などをお探しのときは、ご利用ください。


Copyright(C)2004.Baby's Smile. All right reserved.